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はじめまして、ブリュッセル。

本当は到着した初日から記録として残して行きたかったのですが、時差ボケでしんどすぎてしんどすぎて、すっかり到着してから5日も経っておりました…というか、すでに5日も経っていることに驚いている。この5日間忙しかったナ…

1日目

オットの会社がビジネスクラスの飛行機を用意してくださったので、ANAのビジネスクラスでブリュッセル入り。むしゅこがいたので、15時間のフライトはあっというまでした。(へとへと)CAさんたちがとにかく優しくて最高のフライトになったので、また後日思い出として文字に残しておきたいな。

手荷物でこの量である。(重過ぎて肩死ぬかと思った)
羽田空港
初ラウンジ!ビールも飲めたし最高でした。
アメニティもホテル並みに充実してた…

優しき愛しきCAさんたちに別れを告げ、寝ているむしゅこを抱えて飛行機の外へ。飛行機から降りて空港に入った瞬間、甘い香水のような柔軟剤の香りのような、お風呂のような香りがした。(この後、街でもお風呂の香りがした)

スーツケース5つ、段ボール7つを受け取っていざ入国!スーツケースと段ボールの中に、日本食やこっちで買うには高すぎる調味料などをたくさん詰め込んで入国しました。入国手続き、少しドキドキしましたが、現金やお酒、タバコは入っていない?って聞かれたので、入ってないよ!と答えたら、そのままスルー!スーツケースや段ボールの中身は一切見られることなく通過できました。やっほい。

雑談しながらダラァ…っと仕事をしていたので、いかにも赴任者の日本人を調べるのが面倒くさいのかもしれない。ゆるくていいネ!

***

空港からはオットの運転で自宅へ。英語もそうだけど、海外での運転もなんでもできるのすごいなあって思う。一緒にいるだけで心強いワ。

車から見る景色は、「 世界の車窓から 」で見るような景色。緑が広がっていて、茶色?オレンジ?色の可愛い家が並んでいて、イメージ通りのヨーロッパって感じの景色でした。でも、思ったよりも田舎だったかな。(いい意味で)日本の方がうんと都会。でもそんな景色が逆に私の緊張感をほぐしてくれました。

そんなこんなで自宅に無事到着。思ったよりも広い!キッチン広い!トイレもお風呂も綺麗!ソファも大きい!ベランダ広い!なんだか快適な暮らしができそうな予感…

オットが描いた。笑

オットが「 きっとささみもむしゅこも喜ぶと思う! 」と、自身ありげに探してきた家でしたが、「 またまたぁ 」とあまり期待していなかったので(失礼)、予想の遥か上をいくお家のクオリティにテンションがぶち上がりました。

…が、喜びも束の間「 あれ…ボイラーが動いてない 」

ん?それってどういうこと?ヨーロッパでのボイラーの役割が全くわかっていなかった私にとてはなんのこっちゃ?という感じでしたが、

シャワー使えない
暖房使えない
食洗機使えない
乾燥機使えない


…という一大事らしい。なんてこった。つまり今日はシャワー浴びれないの?こんなに疲れているのに?最悪だ…こんなに悲しかったのは久々でした…

***

気を取り直して近所のスーパーへ買い出しへ。家から歩けるところに、スーパーも駅もあるのでとても便利。ただ、もう夜もだいぶ更けていた&次の日が日曜日だったからか、店じまい感が漂っていました。労働者第一。

オットおすすめのチョコクロワッサンと食パン、朝ごはん用の青リンゴとハム、ヨーグルト、むしゅこのヨーグルトを購入。読めない言葉だらけで目が回りそうでした…買い物も慣れるまでは大変そうダ…

2日目

この日は日曜日。近所のお店は軒並み休業日。なので、ブリュッセルのセンター街、グランプラス方面に出かけることにしました。グランプラスを初めて見た時は、正直泣きそうでした。こんなに美しい建物がこの世にあるとは…ふつくしい…

グランプラス

日本にも歴史あるお城や素晴らしい景色はいろいろあるけれど、ヨーロッパならでは、ブリュッセルならではの美しい建築は日本で見られるものではないので感動しました。

その後は、ポテトを食べたり、タイ料理(なぜ)を食べたり、渡航前から行きたかったHEMAに行ったり、ブリュッセルで一番有名なアーケードを歩いたり、芸術の丘を歩いたりしながらあっという間に時間は過ぎていきました。

街を歩いていて思ったことは、街はとても汚いけど(失礼)、人はみんな優しい!すれ違う人、電車で正面に座った人、若い人も高齢の人も、どんな人もベビーカーに座っているむしゅこにニコッと笑いかけてくれるし、
ベビーカーに道を譲ってくれるし。(むしゅこ関連のことばかりになってしまった)

自分たちが受け入れてもらえるか、むしゅこが悲しい思いをしないか…が一番気がかりだったので、そこはまず大丈夫そうかな?と安心しました。

3日目

この日は車に乗って、

●ーケストラ:マタニティ・育児・子ども用品店
●Wibla:ブリュッセルの百均(と言っても過言ではないほど安い店)
●カルフール:ショッピングセンター

にショッピングへ。

オーケストラについてはとにかく品揃えがすごい…サイベックスのベビーカーも見たことないデザインがたくさんあったし、ベビーチェアもベビーベッド…など、日本ではなかなか実物が見られないようなアイテムも、フツーに在庫として置いてあってテンションが上がりました。こっちで妊娠・出産をしていたら、オーケストラで散財していただろうなと思います。

ストッケのトリップトラップも全色揃っていたので、どの色にしようかとても迷いました。

結局トリップトラップに加えて、タオル生地の可愛いスタイと歯ブラシ、可愛い爪切りも購入して、500ユーロくらい消えていきました…さようなら。ベビー用品、本当にお金が泡のように消えていきます。

***

Wibraは、Xで安いよ!とおっしゃっている方がいたので、食器用洗剤などを購入しに行ってきました。オットが言うには、「 確かに安い 」だそうで、食器用洗剤とジェルボールを購入していました。私は、砂糖を入れる容器・お茶を作って入れておく容器を購入したかったのですが、それらしき商品は見つからず…日本だったら百均になんでも揃っているのに…悲しい。

***

カルフールへは自炊をするための食材調達へ。家の近くのスーパーにしか行ったことがなかったので、あまりの広さに驚きました。

食料品、日用品、ベビー用品、なんでもここに揃っているので、ここに行けばなんとかなる!と安心感がある場所でした。が、いかんせん広すぎる。欲しいものを探すのにとても時間がかかって疲れました…

結局砂糖を入れる容器もお茶を入れる容器も見つからず、お茶が入れられそうな容器だけ購入しました。わーん、一体どこにあるの?容器。(※あとからXの人に聞いたんだけど、無いらしいわ。無いんかい。あんなに便利なのに?)

***

さて、壊れていたボイラーですが、実はこの日も治っていません。運良く到着した次の日の朝ボイラーが稼働していたのでお風呂に入れたのですが、この日はボイラーが動かず。もうお前はこのうちを出ていけ!

修理の依頼をしましたが火曜日の11時から13時の間に行くよ!と、すぐきてくれない感じなのでそれまでシャワーはお預けです。乾燥しているので体がベタベタするとかはないのですが、とにかく頭が痒い…むしゅこを早くお風呂に入れてあげたいです。涙

4日目

この日は、銀行と携帯ショップに行って、私の経済と通信のインフラ整備へ。デビットカードの申請とSIM購入をしてきました。オットが全部やってくれたので私は横で座っていただけ。結論、私の経済環境は整いませんでした。IDがないとできないっぽい。はよして、ID(よくわかってない)。

***

その後、むしゅこの誕生日フォト(セルフ)を撮りにグランプラスへ。1歳のお誕生日だったので「 1 」の風船を持たせて可愛い写真を撮影する予定だったのですが、全ッッッッッ然無理!とても難しい。So difficult.

まず風がめちゃくちゃ強い。そして、むしゅこじっとしてられない。じっとしてられるわけがナイ。そんなこんなで1の風船を持って撮影はできませんでしたが、なんとなく可愛い写真を撮って帰ってきました。それも思い出だね。

むしゅことオット。とてもいい写真!

グランプラスで撮影を考えている方は、事前にしっかりロケハンしておくことをお勧めします!

ちなみにうちのこは、グランプラス中央にある銀色の板の上が気に入ったみたいで、そこのうえで「 だんだん! 」と嬉しそうな顔をしながら足踏みしてました。(30秒くらい)シャッターチャンスはその30秒だけでした。ハードモード超えて、エクストリームモードすぎる。

***

撮影会の後は歩いてブリュッセル公園へ。ブリュッセルで一番大きい!と聞いていたので、そんな大きい公園気軽な気持ちで回れるんかな…と心配していましたが、公園の端から端まで見渡せる程度のちっちぇえちょうどいい広さの公園でした。

広さはそここだけど、花なども植えてあって、噴水もあって、めちゃくちゃ綺麗なTHE公園!賢そうなワンちゃんが、ノーリードで楽しそうに遊んでいました。そんな風景も、ヨーロッパならでは?日本だったら、Xでボコすこに叩かれるもんね…

公園の一角に柵に覆われた子ども専用の公園もありました。そこでスペインから来たお友達にも会えて、むしゅこは楽しかったみたい。よかったね。

ブリュッセルにある公園、今のところ全てに柵がついていて安心!しかも遊具の下の木屑が敷いてあって転んでも・落ちても軽傷で済むのがありがたい。遊ぶ人(子?)のことがとてもよく考えられているなあと感動しました。すごい。

5日目

今日からオットは仕事復帰。4日目までは私たちのためにお休みをとってくれていたので、家族みんなで行動できていたのですが、今日からはむしゅことふたりぼっちです。

ですが、この4日間いろいろなところに連れて行ってもらえたおかげで「 出かける 」ことへのハードルが下がり、無事2人で家の周りをお散歩することができました。

可愛いおもちゃ屋さんを発見したり、美味しそうなお肉屋さんを発見したり、安い離乳食を売っている薬局を見つけたり…改めて、「 オットよ、いいエリア見つけてくれたやん… 」と心から感謝しました。笑

散歩していると、日本人の方にもよくすれ違います。日本人の方を見かけると、無駄に親近感が湧いてしまって目で追ってしまう。といっても、話しかける勇気も用事もないので気まずい思いをさせてしまっているかもと反省しました。怖がらせてしまっていたらごめんなさい。ナカヨクナリタイダケ。

明日は金曜日。1日頑張れば、まだ家族3人揃う。それまでまたむしゅこと全力で遊びます。えいえいおー!

ささやかながら、誕生日会もしました。1歳おめでとう!
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この記事を書いた人

一昨年まではバリキャリOLしておりましたが、結婚・妊娠・出産を経て、今はベルギーにて一児の母をしております(オットの海外赴任に帯同中)。英語・フランス語、全く話せません。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • ブログを楽しく読ませていただいてます。娘一家が孫を連れてベルギーに転勤するというので大変心配しているものです。お尋ねしたいのですが、奥様は到着をされてから入国手続き荷物の通関を、お一人でお子様を連れて、それほどの荷物をどうやって運ばれたのでしょうか?娘も一人で幼児2人連れて、12個くらいの荷物を持って行きたいと言うので、とても心配しています。子供を見失わないか、怪我をしないかと思います。よろしければご意見をお聞かせください。

    • 木戸紅葉 さん
      コメントありがとうございます!娘さんご一家もベルギーにいらっしゃるのですね・・・!それは大変寂しいですね。うちの母も(もちろん私も)別れ際は大泣きでした。

      荷物につきましては、私1人で運んだわけではなく主人も一緒に運んでくれました。(私の渡航に伴い一時帰国をしてくれたため)一応荷物が運ばれてくるレーンには荷物を運ぶ用のワゴンが置いてあるのですが、そこにダンボールを乗せたものを1人が運んで、残り1人がスーツケース2個とベビーカーを押すというような形で移動しました(11kgの幼児は抱っこ紐)。出国後は主人の会社の方が手伝いに来てくれて車2台で家まで運んだ形になります。

      1人で12箱、しかも幼児2人を連れて…だと娘さんがいくら頑張り屋さんでも正直「流石に運べないのでは…?」と心配な荷物量かなと思います…渡航のためにご主人に一時帰国をしていただく方法を考えていただく方が安心かもしれません…!

      荷物受け取りレーンからワゴンに12箱の荷物を積み、片手でワゴンを押し、空いた片方の手でベビーカーを押し、その状態で出国出口までいく…までは娘さん1人で行うことになると思うので大変過酷かと思います…><

  • おこげ様
    ご丁寧に暖かいご返信を本当にありがとうございました。娘一家はドタバタのうちに出発していき、結局、航空会社のファミリーサービスで現地の担当者がよくしてくださったそうで、お陰様で無事にベルギーに着いたそうです。残される私にとってはおこげ様のアドバイス、本当に心強かったです。
    お母様も大泣きなさったんですね。私は別れ際はかろうじて涙をこぼさずに我慢しましたが、彼らの最後の後ろ姿は涙でよく見えませんでした。
    ベルギーも今は移民が多くて治安の悪さも心配ですね。しかし歴史のある風光明媚なお国なのでどうぞくれぐれもお身体にお気をつけながら駐在生活をエンジョイして下さい。

    • 木戸様

      あわわ!コメントが遅くなったせいで間に合わず、申し訳ありませんでした><が、無事に到着したようで安心しました!よかったです〜!

      そうですね…確かにベルギー国内は治安が悪いエリアもありますが、自然がたくさんある公園も多いですし、なによりベルギーの人たちは子どもを含め人に優しいです😊娘さんたちご家族もベルギー生活をエンジョイできるよう願っています⭐️ぜひ、よろしくお伝えくださいませ✨

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